コンセプト

 

ABOUT ME 2021

学生時代より靴メーカーへ出入りし勤務、2006年に独立開業し大阪市西区で工房を構えレザーブランドの請負製造をはじめるなど10年間の下積み後、2011年ヌイトメルとしての「モノづくり」をスタートさせました。同時にパートナー(配偶者)との子育てを豊かにしたいという目的もあり、サポートをうけつつ育児環境にも恵まれているここ大津市に移転してきました。

独立当初より「コトづくり」も考えていましたが手を付けることなくただモノづくりに邁進し、全国のお客様へモノ(革のバッグやこもの)を届けてきました。

(「モノづくりへの考えかた」はこちらで → ABOUT ME 2015 )

その一方で、2017年に現在の工房を構えてからは具体的にコトづくりの方向性を探ってきました。

そして次男が中学生になるタイミングを子育てのひと段落と捉え、2021年からヌイトメルスペースをつくり、ヌイトメルのこれからを模索していきます。

 

このスペースの完成形はありません。

メインコンセプトは実験と実践です。ただ一方方向にサービスを提供するのではなく、みなさんとともに考え行動し、遊びと体験を通じて楽しみや学びを共有したいと思っています。

階段がありバリアフリーではありませんが、多目的に使えるようにしているので、年齢を問わず多くの人が関わることのできるおもしろいことを、これから関わっていただけるみなさんと企画し、続けていきたいと思っています。ここを本拠地とした野外での活動も考えています。

 

人生100年時代とか国が言っていますが、僕には残り60年あります。

働いている現役世代のちょうど中間あたりで子育て経験中のため、幅広い世代の橋渡し的な役割が担えるのではと思っています。

この取り組みは僕にとって数十年間にわたるチャレンジです。

今年に入ってからまず、体には良いとわかっていたけど長年できなかった一日一食(とちょっと食)を始め、コロナ太りしていた体を10㎏絞ることに成功し継続中です。

実践してみるといろんな良い効果や気づきがあります。

人生いろんなことが起こるけど、いろんなことを学びと捉えて前に進んでいきたいと思います。

 

2021.5.24.  重森一祥

 

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重森 一祥
しげもり くによし
1980年 広島県出身
靴メーカーで職人、パタンナーを経て2006年に独立。
2007年に革製品全般を取り扱う工房を大阪市で開業。4年間、他社ブランド商品の請負製造に専念。
2011年よりヌイトメルとしてのものづくりを始め、その年末に滋賀県へ拠点を移す。
重森 敦子
しげもり あつこ
1974年 滋賀県出身
アパレルメーカーでパタンナーとして勤務後、パートナーの独立を支援。
2011年よりものづくりに関わる傍ら、育児に奮闘中。

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わたしたちは、何気ない日常に寄り添うものが好きです。
何かを作る時、その「もの」に使う素材、その原料、その原料となる生きものへも思いを馳せ、
それらを「もの」へと変えていくまでの、幾つもの「人の手・仕事」、
ものが出来上がるまでの過程を大切にしたいと思っています。

 革のもとに思いをよせる     鹿革の魅力  ヌイトメルの素材選び

わたしたちが作る「もの」、その歩んできたいくつかのストーリーを、
ヌイトメルにまつわるイロイロなものがたり(ブログより抜粋)」でも紹介しています。


ヌイトメルでは、植物の渋でなめした国産のヌメ革を中心に使っています。
また、ほとんどのバッグには裏地とポケットを付けています。

素材や型ごとにお使いいただくための注意点はありますが
少しご注意いただくことで、長くご愛用できますので
商品に添付している説明書をご一読いただくことをお勧めしています。

鹿革はお手入れがほとんど必要ありませんので、気兼ねなく使っていただけます。

 

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モノづくりについて

かなり個人的ではありますが、自分たちが今良いなと思うものを作っています。
必要を感じないので、基本はどこにもロゴを入れません。
ハンドルやショルダーの長さをオーダーしていただくことを前提にしているので、
余分な金具を使う必要がありません。
そのためスッキリとした印象に仕上がります。
使用後に持ち手の付け替えや交換ができるようにしているものも多く、
また、どんな修理にも対応できます。
最初から最後まで責任をもつと言えるのは、作っている本人だけだと思っています。

about-1 about-5 about-3 about-4

生産の主(あるじ)は僕一人なのでそこが強みであり、
また弱み(効率が悪い)でもありますが、
手と機械をより良く両立して作っています。
なにぶん、2人で発信していることなので、
何かが忙しくなれば何かがおろそかになる現状で、
ここは容易に改善できそうにもありませんが、
細く長く続けていって、仕事の完成度を上げていきたいと思います。
新しいものを毎年増やしていくことが目的ではないですが、
これからの展開としては、鞄以外のものも作ろうと思っています。

お客さまとの関係は近くありたいと思っていますので、
何かあればご意見、ご質問をお願いします。

2015.7.7.  重森一祥

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