出展のお知らせ(京都)

2026-1-28

京都の「恵文社」一乗寺店 ギャラリー アンフェールにて開催の

合同展に参加いたします。

羊飼いのwadamaki さんをとりまく「ある山岳民族の物語」

モノづくりを営むなかま(山岳民族、として)がつくる「物(モノ)」が集まります。

 

ヌイトメルからは、鹿革の巾着トートと羊革のバッグをご用意します。

羊も鹿も、人類とは何千年もの関わりのある動物ですが

そんな生きものと共に生きるひととして、改めて自らをとらえて。

 

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「ある山岳民族の物語」

 

2026.2.10.tue. –  2.16.mon.

open:11:00  –  19:00(最終日2/16    16:00まで)

at: 恵文社一乗寺店 ギャラリーアンフェール

在店日:調整中(後日インスタおよびこちらでお知らせします)

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wadamaki(ワダマキ)滋賀

ジュエリー 羊毛作品

 

muu(ムウ)大阪

植物の繊維と古い欠片  いにしえの飾り

 

NEUTAG(ノイターグ)浜松

ノマドな衣装

 

ヌイトメル 滋賀

羊革と鹿革の鞄

 

 

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展示会のお知らせ(福岡)

2026-1-27

2月はじめは、福岡「TRAM」さんでの受注販売会です。

 

定番バッグのほか、春に持ちたい小さなバッグやポシェット

小さい刺繍のネックレスなど

寒い日から少しずつ春に近づく季節に

冬と春の装いどちらにも、普段にもセレモニーにも

これからのいろいろな場面で活躍する、バッグやコモノをご用意します。

ピューターワイヤー刺繍のアイテムや

別注の春色ミニバッグとポシェットもオーダーを承ります。

 

初日に在店しますので、ハンドル長さのカスタムや

修理やメンテナンスなど、お気軽にご相談ください。

 

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nuitomeru  spring  bag  exhibition

 

2026年2月7日(土)  –  2月15日(日)

 

open:12:00  –  19:00

定休日:2/11(水)、2/12(木)

 

在店日:2/7(土) (アツコ)

 

at :   TRAM

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革と素材についての考察(2026年 再考)

2026-1-13

バッグをご購入いただいたかたへお渡ししている、ヌイトメルのカードを地味にリニューアルしました。

表紙の写真は変えずにカーフのボストンバッグのままですが

中の小さすぎる文字を少しだけ大きくして文章を見直しつつ再構成した、三つ折りカードです。

素材や形やサイズがどんどん増えていく製品群については、販売の際には詳細を伝えきれていないので

各商品に説明書をつけておりますが、内容を忘れたり無くなった場合にもご確認いただけるよう。

QRコードからのウェブサイトでお読みいただけます。

(保障カードの品番を参考に、各品番のページをご覧ください)

 

カードに6年前に書いたことばを、再編して掲載しましたのでこのブログでも紹介します。

地味に続けているウェブページでも、何かしらの発見をしていただければ嬉しいです!

 

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革を扱う仕事をはじめて20年が過ぎました。

10年ほどまえから仕入れる革の質が不安定になりはじめ、現在は継続しての同素材の入手が難しくなっています。

その理由としては、天然の素材(革の原料は主に食肉の副産物)であること、5年ほど前までは主にタンニンなめしの染料染め・素上げという、原料の状態がそのまま風合いに影響しやすい素材を扱っていたからということが大きく、現在でも状況はほとんど変わっていません。

そのため、今は少し柔軟に捉えて鞣しや染色方法にこだわらず良い素材であればその素材に適した製品を考え製作しています。

 

革だけでなく動植物由来の繊維など、天然素材をめぐるその環境は刻々と変化しています。

材料は同じ状態で同じ分量が常に手に入るわけでなく、季節や生育の環境、気候変動、世界での需要のバランスなどで素材の状態が変化したり入手が困難になったり、

様々な影響により革を製造している業者(タンナー)さんが廃業されたりして突然供給が止まることもあり、

ヌイトメルでも、現在では革の生産状況や流通の変化によって素材の変更を余儀なくされ、製作できなくなったデザインや色があります。

これからも素材の確保において安定することは難しいと考えていますので、現状として手元にある素材の特性を見極めて製作していくことになり、これから先に製作できないものや、または仕様やサイズなど少しずつ対応を変えながら製作する機会が増えていきそうです。

 

麻(リネン)は世界各地の生産拠点で、終わらない戦争や温暖化などの影響を受けていると聞きます。

木や土や鉱物もまた何らかの影響を受けて品薄になっていると聞きます。

革に限らず、生地や木材、植物や生きものを原料としていて、多くの人の手を経てつくられる素材の入手について世界の情勢や社会的要因、経済状況に左右されるのは当然のことだと気づいてからは、人の手を経るということは人の手や場所がなくなると作れないのですから、いつも同質の素材が手に入り同じ状態の製品が作れるという安定など、天然素材に関してはどこにおいてもないと考えるようになりました。

天然皮革の製品がいつまで作り続けられるのか、またその価値が認められるような価値観がいつまで続くのか、わたしたちには予測できませんし、産業、文化が移り変わり、いずれ天然の革製品が必要とされなくなる時代がくるかもしれません。

そういう変化のなかに世界中の「ものづくり」が成り立っていることを自覚しつつ、これからヌイトメルがどのようにものをつくっていけるか、これからも日々考えていきたいと思います。

 

ひとつひとつ違うのが革製品の魅力で、良いところです。

その時に手に入る革、おなじ色でも濃淡や色合いの違い、アタリやテリ、ツヤや色の変化も使い手次第、使って育ててゆく素材です。

手に取っていただいた、今のその「もの」が唯一になりますので、愛着をもってご愛用いただければ幸いです。

 

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2026年 年間スケジュール

2026-1-27

(随時更新)

12/28(日)~ 1/12(月) オンラインストア・オープン nuitomeruSOTRE(終了)

1/18(日) ショールームオープンデイ nuitomeru showroom(終了)

2/7(土)~ 15(日) 受注販売会「nuitomeru spring bag exhibition」 TRAM(福岡市)

2/10(火)~ 16(月) 合同展「ある山岳民族の物語 」  by wadamaki & more 恵文社ギャラリー アンフェール(羊革と鹿革バッグで参加)

2/21(土)~ 28(土) 合同展「はれとけのカタチ」 フカメキ雑貨店(箕面市)

3/6(金)~ 8(日) POP UP ユキアカリ(近江八幡市)

3/14(土)~ 29(日) オンラインストア・オープン nuitomeruSOTRE

4月下旬(日程未定) オンラインストア・オープン nuitomeruSOTRE

 

  ※2月WEBストア・オープンデイはお休みします。  

 

スケジュールは決まり次第に随時追加します。

イベント詳細は、会期前になりましたらインスタグラムにてお知らせいたします。

    2025年スケジュールはこちら →   

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縄文と空想と課題

2025-12-31

ウン万年もむかしの暮らし

プリミティブな土偶も土器も創作の源を想起させ

現代のクラフトからも先史的な造形を見るいま

ちょうど巡回展が京都にきたので10月に縄文展を見にいった。

レプリカの土偶たちが並び、世界遺産の北の地を中心に道具や生活様式が紹介されていた。

土や石に模様を描き、貝殻や木の実の精霊をヒトに模す

縄文人の何万年もの営みは数千年前に入れ替わり

組み込まれ同化しながら文明の近代化は二百年ほどで

今は数カ月のサイクルで流行が変わる

時間の尺度が違いすぎて可笑しくなる

その早さに進化が追いつけるのか、現代の人類は…

 

 

日本ができる前から住むこの地に生きていた人々をおもう

滋賀にも先史の跡があり、近所の科学館でもおなじみの粟津の貝塚はすぐそこに

びわこは40万年もここにあるし、近畿は多くの渡来人が数千年かけて移り住んだ地

元居たひとと私はきっとほとんど繋がっていないだろうけれど

そんな現代人が縄文人に憧れる。

そんなこのくにのなかで原住民族の文化を受け継ぐアイヌの人びと

北海道の二風谷を訪れたのはもう10年も前  → 記録はこちら

そこで見た衣食住にまつわる手工芸は強く印象に残っている

それぞれに意味があり代々受け継がれていく模様

祀りや唄や踊りが保存されている北の地

 

アイヌやサーミは北方の先住民

人びとには狩りや日用品や装飾や印や祈りの道具としてクラフトが根付き

古くからトナカイや鹿の角が素材として使われていたし

この地でも鹿革は最古の革として

鹿角は祭祀の道具やお守りとしていまも使われていて

それらの素材に人類との歴史が刻まれていることに、いつからか気づいた。

 

先住民のクラフトを真似てつくり、それが趣味の範囲を超え商売になったとき

自分が作るものに対して、それは文化の盗用ではないかと自問している。

情報がすぐに見つかる今は、多くの分野においてオリジナルなど、ほぼうみだせないであろう時代

けれどいつの時代もオリジナルと模倣の境界は曖昧で

サンプリングやコラージュは他人の作品を材料として新たなオリジナルを生み出す手段でもある。

または器も匙も籠も布も袋も、はじめは無名の人々が暮らすために作っていたのだから

誰かが編み出した方法を誰かに伝え真似て工夫を加え、暮らしのためにそれらを受け継いできた。

それを発見したことが民藝誕生というなら

道具のデザインは製作者のオリジナルであることよりも、使うことのほうに重きをおくべきなのだろう。

今はむしろ、小さなこだわりを捨てるほうが良いのかもしれない、と考え直してみた。

 

これまでも、つくるひとの多くはオリジナルとはデザインとはアートとは

と、苦しみながら迷いながらモノを作ってきたのだと思う。

自分たちはアーティストではないと断言できるが、それは横に置いといて。

 

少し話を変えると、ここからは人の想像の世界

「ブランド」とは信頼、イメージ、価値という。

何を信じるのかは人それぞれ

流され揺れて漂う空想 …

 

その空想という特殊な認知をもつ人類が

貨幣というフィクションをどこまで膨らませるのか

今の投資ブームをみながら物価高を俯瞰してみる。

玩具も家も、米さえも投資の対象になるなんて。

お金にしごとをしてもらう、と誰かがいうが

価値はそれにかかる人の労力では決まらず、空想に依るところが大きいという現実。

 

けれどわたしにとっての資産は

有機的な交流と技術と営みによってできる価値であって

それを介するのは、自然からの恵みをいただいている

人類の謙虚なこころと思いやりや優しさ、愉しみであってほしい

また、せめてそういう価値の循環のひとつでありたいと考えている。

 

そうして、そのちょうどよい落としどころを探りながら続けているこの仕事を

いつまで続けるのかが、今のところの課題。

 

もう人生の折り返し地点を過ぎ、後始末を考え始める時期が訪れている気がする、

そんな年頃になりました。

100まで生きたいとかいって、あっけなく終わるかもしれないし

偶然が重なる日々を生きているので、先のことはわからないけど、

それなりに、毎日笑っていられたら幸せです。

・・・という、とりとめのない文章で2025年を締めます。

 

今年もたくさんのかたに支えられ、一年を終えることができました。

ヌイトメルに関心をお寄せいただく皆さまへ、感謝を申し上げます。

また新しい年も、どうぞよろしくお願いいたします。

 

(アツコ)

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