夏のピークカット大作戦のこと

2012-8-12

この春から、滋賀県でちょっとした市民活動に参加していて、
はじめは、控え目に・・・と思っていたのに、本業もおろそかになるほど(汗)がっつり活動してしまっています。
しかも、なぜかウェブや印刷物担当に。ホームページ風ブログまで自作してしまいました。
作り方がインターネット上にたくさん紹介されているので、探せばわりと簡単に作れるんですね。
(といってもめっちゃ大変でした・・・)
まー、そんな感じで作った「みんなでやろう!夏のピークカット大作戦」のページ、
力作ですので、見てみてくださいね。

 ↓ みんなでやろう!夏のピークカット大作戦 ホームページ (下のバナークリックでジャンプ)↓

 → この活動の概要はこちら
 
 
簡単に言えば、「省電力(省エネ)社会をめざそうよ!」ってことです。
その第一歩はピークカットから始めましょうと。
発電所は、この電力ピークに合わせて余分に発電している
(=その使わない余分の電気は捨てている)のです。
ということは、ピークの山が低ければ、そんなに発電しなくていいわけで。
 
 
※ 政府がこれからのエネルギー政策についてパブリックコメントを求めています。
  まだ間に合います(今日、8月12日18時 締切)ですので、ぜひ書いてください!

   書き方等はこちらから → パブコメで未来を変えよう
 
 
わたし、最近「持続可能」って言葉に敏感なんです。
活動のホームページ作成にあたって、節電、省エネについて調べていると、気付くことがたくさんありました。
「原発反対」と言っていても、結局今は火力に頼らざるを得ない。
熱心にCO2削減とか言っていたのも、ほったらかし状態です。
それに、石油もガスもウランも化石燃料は全て輸入なのです。
ということは、これまでもこれからもエネルギーに対して払い続けるお金のほとんどが国外へ流れるのです。
そして本来のコストは一番高い原子力と、石油がじわじわと値上げされていけば、これから電気料金は値下げされることはないでしょうね・・・。
国内の資源(メタンハイドレート)など新しいエネルギーの開発もされているようですが、実用化はいつなんでしょう?
また、自然エネルギー(太陽光・風力・地熱・波力・小水力・木質バイオマス等)は全て国内の資源でまかなえ、可能性も無限なのですが、不安定なエネルギー源です。
どちらにしても、まるでエネルギーが無限に使えるかのような今のままの生活では、きっともたない。
じゃあ、今からできること、そして社会がシフトしていくべきビジョンって、
「省エネルギー社会」なんですよね。
 
 
政府や電力会社の節電キャンペーンと一線を画しているのは、
営利団体や政府の政策に基づかない市民発の運動なので、
“ある特定の利益に寄与することのない内容”になる、ことなのです。

だから、リニア新幹線にも疑問を呈するし(← これ、ほんとに必要?)、
古い電化製品にはダウンサイズへの買い替えや非電化生活に、
それから、もっと汗をかくことを推奨するし、
どうせなら、省エネ社会を楽しんじゃおう!という感じ。
ついでに財布にもおトク、なんです。

昔の日本は、今ほど暑くなかったかもしれないけれど、
かつての暮らしには、日本の夏を涼しく過ごす知恵がたくさんあったのです。
土壁の吸湿蓄熱(冷)効果、日本家屋がなぜひんやりと涼しいのか。

早い、安い、簡単、便利、に頼り切って、
その知恵を身につけてこなかった自分を顧みて、はぁー・・・とため息をついています。

そういうわけで、今年から始めた土鍋ごはん。早くて美味しいです!
(数週間前?炊飯器で炊いたことをすっかり忘れていて、
久しぶりにジャーをあけたらすごいことになっていました・・・涙)
 
 

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