生地の産地へ

2012-4-29

滋賀県は昔から繊維産業が盛んなところです。
東レ株式会社(旧社名が東洋レーヨン株式会社)の発祥も滋賀県ですし、綿、麻、絹、などの生地の産地でもあります。
中でも「麻の布」に関しては最も歴史が古く、湖東地域で盛んな産業です。

昨日は、琵琶湖の東側、愛知郡というところまで行ってきました。
ここは鎌倉~室町時代頃に始まり現在まで続く麻の産地で、
ここで作られる「近江上布(おうみじょうふ)」と呼ばれる麻布は国の伝統工芸品に指定されています。

天秤腰機を使った麻布織の実演(ここでしか見ることができない織機だそうです)

 

色々と興味深い話を聞いてきました。
今さらですが、麻って深いわぁ~、と。
そして、滋賀も深いわ~、と滋賀ライフも楽しんでます。

麻は天然繊維のなかで最も歴史が古い素材で、深く知れば知るほど面白いです。
長くなるのでまたの機会に少しずつ書きたいと思っています。
興味のあるかたはこちらから麻の世界を垣間見てみてください。

  「湖国の布」  ← 終了しています。

産地巡り、楽しくて癖になりそうです。

↓ 帰りに見つけた、菜の花畑と養蜂場


 
 
 つづきのコラムはこちら → 苧麻の苧引きに

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