原発国民投票

2011-7-31

3.11震災後、私は、何ができるんだろう、何をしたらいいんだろう、と考えてきました。
そして、とりあえず今(現実的に考えて)の現状は、変わらず生きていることに満足をし、日々粛々と生活を送ることしかできないと思っていました。
そして終息の先が見えない原発問題を憂いながら、このままじゃいけないと思いつつ、毎日の忙しさを言い訳にして悶々としていました。

そんな時、ある人からこんなチラシをもらいました。

「原発反対」と思いがちなこのチラシ。
主催グループの意図と立場は、公正で中立です。
これは「国民」が「原発」のことを決めるために、国民投票実施を実現するための運動です。

みんなで決めよう原発国民投票

この国のエネルギー政策を、利用するわたしたちが今後どうしていきたいのか考え決め、決めたことは責任を取ること。
今はそれさえできない現状ですが、それを実現させるのは、大変意義のあることだと思います。
(脱原発がブーム(?)となっている今のタイミングが本当に公正かと問われるとわかりませんが、これまで明らかに劣勢だった脱原発派が優位に見えるのは、やはり深刻な事故を起こした原因が解明されるにつけ「原発を推進してきた国と推進派の見通しの甘さ」という側面が色濃くなっているからだと言わざるを得ません。)

原発問題については、色々な見解があろうかと思います。
電力なしには生活も経済も、この先立ち行かなくなるんじゃないか。
情報は錯綜していて、何が正しいのかどれを選べばいいのかも、よくわからない。
  
  
流されないように、一方の意見だけを盲信することのないように、慎重に、自分で考えて選んで判断することが大事かなと思います。
  
  
アインシュタインは「ある問題を引き起こしたのと同じマインドセット(心の枠組み)のままで、その問題を解決することはできない」と言っていた、という一文を新聞で読みました。

嘆いていても、怒っていても、自分の意識が変わらなければ、行動を起こさなければ、何も変わらないのだ。
子供を育て、家族を守るひとりの主婦として、小さな声をあげたいと思います。

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