念願の傘と布
2011-6-3
昨日は、毎年機会を逃し行けなかった念願の展示会をふたつ、ハシゴしました。
ひとつは、「sun mi 2011 日傘 扇子展」。
こちらは西天満にある、トルコキリムの素敵なお店「SUFi(スーフィ)」さんで。
着いたと同時にいくつも傘を開け、並べて、外で差してみたり・・・
「sun mi」さんの傘は、ご自身で買い付けたアフリカのプリント生地パーニュ(バティック)を使い、大阪の傘職人さんがひとつひとつ手作りでつくっていらっしゃいます。
撥水・UVカット加工済みのため、雨晴兼用。
曲げた竹の柄は、日本製のものがなくなるかもしれないとのこと。
どんどん良いものがなくなっていくと嘆いていらっしゃいました。
カラフルな柄からシックな柄まで、大きさ・かたちは6種類ほど。
どれもこれも素敵で、迷いに迷って、1時間半も滞在してしまいました。
仕上げにカワイイ陶釦を選び、ちくちく傘に縫いつけていただきました。
ゲットした傘、オレンジ地に紫の鳥が並んだ柄です。
梅雨と夏が始まる、これからの季節に大活躍してくれます。
SUFiさんは、毎年秋に開催のプロップスフェスティバルで、ご一緒させていただいています。
こちらのキリムがこれまた素敵で、店主のオスマンさんがご自身で選んでトルコから仕入れたキリムが棚にびっしりと並んでいます。
貴重なオールドキリムの修復もされており、古いものから新しいものまで、カーペットはもちろん、椅子やクッションなどにして販売されています。
家具のZOOさんとコラボレーションされたキリムのイスを買おうかと真剣に悩み、時間がなくなってきたのでとりあえず今回は保留にしました。
そして、目的のふたつめ、吹田市山田にあるおいしくてお洒落なパン屋さん 「le matin de la vie」のギャラリースペース「ル マタン ギャルリ」での、Sinduさん「インドの布展」へ。
インドの刺し子の布やキルト、刺繍やプリントのショールがたくさん展示されていました。
どれもこれも魅力的・・・
刺し子のラリーキルトは、薄い生地を4枚重ね、ひと針ひと針細かく刺してありました。
サリーの古い生地がパッチワークでコラージュされ、刺し子で息を吹き返し、カバーや敷物になるなんて素敵です。
生地のほつれも、少々の汚れも色褪せも、やわらかな温かみを感じます。
もっとインドのお話を聞きたかったけど、時間が押してしまい結局タイムオーバー。
お目当てのキルト、今回は断念して、こちらもお目当てだった「毎日の食パン」と大好きな「ショコラオランジュ」を買って帰りました。
7月に北浜のギャラリー「noff noff quatre」でも再び展示をされるそうです。
その機会にまたゆっくり見に行こうっと。