ファックスが壊れる

2012-7-17

年末辺りから古いインクジェットプリンターの調子が悪くて、春頃ついに壊れたと思ったら、
7月に入って、ファックスも壊れました。
カスタマーサービスに2回も電話して色々試したけれど、本体の故障ですね、
ということだったので、意を決して新しく買い替えることに。

色々悩んでブラザーのファックス機能付きプリンターにしました。
電話は外付けで、コードレス電話も併せて購入。

基本アナログなのでモタモタと数時間かけて配線をつなぎ直してやっとセッティングが終了、
と思ったら、なんと壊れていたファックスが直ってる!!

無駄にお金を使ってしまって、ついてないなーと思ってたら、

このお休み中に家族そろって虫捕りへ行き、あぜ道で車の片方の前輪が道から脱輪。
助けを呼ぼうにも山の中・・・
冷や汗かきながら人手を探すと、偶然若い衆5人に遭遇し、快く手伝ってもらえたので脱出成功。

反省しながらもまた夜に虫捕りへ外出中、庭の水道栓を閉め忘れ(昼に子供が使っていたのをうっかりチェックせず)で、ホースが破裂。
夜中に帰宅後気づく、という恐ろしいことが起こってしまいました。
いったい何時間放水されていたのか・・・
縁側が水浸しに、機械室の床にも水が浸入・・・幸い少しだけの被害で済みましたが。
今月の水道代の請求が怖い。(大津市は水道料金が高い)

注意散漫で自業自得とも思いながらも、
なんか事がうまくかみ合わない時って、こういうこと続くんですよね~涙

そんなこんなでミヤマクワガタをつがいでゲットしました。

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バイソンの小物

2012-7-9

アメリカンバイソン(北米産)の革で、小物を作っています。
この独特のシボ(シワ)がいい味のシュリンク加工バイソン革、
バイソンの頭数は少なくなっていて(おそらく)保護されていることからか、
アメリカの1社でしか作っていないようで、流通が少なく希少な革です。

キーケースを先に紹介していましたが、
カードケース、カードホルダーも作りました。

 

カードホルダーの中は、市販のホルダーを使用していますので、破れたら交換可能です。

シンプルですが、きっちり作ってます。
男性へのプレゼントにいいかもです。

(2015年 廃番)

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福島訪問と大飯原発のこと

2012-7-3

先月初め、夫が福島県を再訪してきました。

今年の秋にまたワークショップ隊として訪問することになっていて、その場所探しと、
昨年お世話になった「アクセスホームさくら」さんと「こどものいえ そらまめ」へのご挨拶なども兼ねて伺いました。

さくらさんは、昨年よりも活気づいていて、
支援の手が少しずつ届いているというような、嬉しい話も伺えました。

そらまめは渡利地区から少し離れた場所へ移転され、
園長さんは、この春NGOグリーンピースに招待されヨーロッパ数カ国の公式の場で講演をされた、ということです。
大飯原発再稼働と福島第一原発4号機燃料プールの状態に関して、ドイツ・イタリアが懸念を表明しています。
「原発」「放射能」という言葉がすでにタブーとなっている福島では、
さらに加速して気にしない人が増えているそうです。
声を挙げても状況があまり変わらないし、諦めて福島県外へ移動している方も多いから、
相対的に、気になっていても口に出せない状況が強くなっているのでしょう。

 

でも、これが現実でした。
移転前のそらまめがあった場所、雨水で放射性物質が集まるとされる場所での測定値。

飯舘村で見かけた方々は、車中でもマスクを着用されていたそうです。車中での測定値。

<補足>
年間被ばく許容量とは、自然放射線以外に追加できるとされる許容放射線量(年間1msv=1,000μsvまでが望ましい)のことです。

1日の被曝線量は、政府の計算(外で8時間活動し、減衰率0.4の建物内で16時間過ごす=14.4時間)を前提とされていて、
測定器に表示される値(μsv/h=1時間ごとの平均放射線量)にこの14.4(時間)を掛けると1日の、さらに365(日)を掛けると年間被ばく量が計算されます。

(被ばく許容線量の値に関する見解は、多くの考え方があるためにここでは割愛します。)

ちなみに被ばく量・放射線に関しては、こちらのサイトが参考になります。

「専門家が答える暮らしの放射線Q&A」 → http://radi-info.com/

放射線被ばく量累積値がネット上で計算できます。 → 簡易計算機

今、大飯原発再稼働や瓦礫の広域処理を巡り日本が揺れています。
昨日「国民の生活を守るため」として大飯原発3号機が再稼働されてしまいました。

そんななか、先月は「原発」東京都民投票についての審議は否決され、
大阪市での否決に続き、東京都32万筆の声は悲しくも反映されませんでした。
この冬大阪での署名活動を少し見ていたのですが、印鑑や拇印を押すたいへんに厳格な署名で、それを2カ月間で32万筆も集めた都民のかたの努力は相当なものだったろうと思います。
運営はボランティアですから、その時間と労力、多くの人々の願いを、税金から給料をもらっている議員がほぼ無視しているというのは腹立たしいことです。
次は静岡県新潟県で住民投票の請求に向けた署名が始まっています。
つい先週の土曜日に静岡県知事の講演も聞いてきましたが、しっかりと原発について反対の旨を発言されていました。
さて、議会はどう動くのでしょうか。

大阪の市民投票運動では、請求の否決後、各市会議員に対する評価シートを作成、公開されています。
悲しいことに、今の日本で出来る国民の意思表示は選挙だけなのです。
ぜひ次の選挙の参考にしていただきたいと思います。

一方で、関電と東電の労働組合は、組織の票の力で再稼働に反対する議員を脅し、
東電は事故前の年収を維持するために家庭用電気料金を値上げ、年収20%カット分と冬のボーナスを確保したといいます。

北九州に瓦礫が運ばれるというし、
大阪市も此花区咲島で瓦礫処理を決定したというし、
滋賀県にも前のめりで瓦礫処理を検討している市があるというし、
大飯原発3・4号機には福島第一原発3号機でも使われていた「MOX燃料=プルトニウム」を使うというし、
そう、大飯再稼働は「電力不足」による「国民の生活を守る」ためでなく、
「電力会社倒産による経済混乱」から「国民の生活を守る」ため、
さらには、安全保障上「国民を守るため」という名目の「原子力技術」と「プルトニウム」を貯めておくためなのでしょうか。

そもそも、発電とエネルギーを取り巻く仕組みを変えれば電力は足りているといいます。
つまりは経済と安全保障の問題なのだということから、
あえて論点をずらして本質を見えにくくしているように感じるのです。

南相馬市の海岸付近の空間線量は予想に反して、関西の線量とほぼ同等にまで下がっていましたが、
今年4月に帰村宣言をした南相馬市小高区は、郵便局など町の機能が動いておらずほとんど人影がない。

 

津波被害の復興を妨げているのは、放射能と原発です。
市民の多くは本来注ぐべき復興へのエネルギーを、放射能・原発関連に注がざるを得ない。
日本の原子力政策はどこまで市民のつながりを分断し、消耗させるのでしょう。
強引に押し切られたその後に残る徒労感、諦め、しらけムード、
そうやって今まで多くの運動が繰り返し足蹴にされてきたのでしょうね。
短期的に盛り上がるような運動ばかりでは、同じことの繰り返しになるのかもしれません。
署名も、デモも、結局は無視されてしまうのですから。

今までなんとなく生きてきて、なんとなく明るい未来があると、なんとなく信じてこれたけれど、
原発事故を契機に、それがただの幻想だったと気付きました。
前向きに議論し、明るい未来を作るために、一人ひとりが考えを深め成熟しなければ前へ進めない。
かつて徳島県吉野川可動堰が建設計画中止へ至った10年間の道のりを目指して。
「国民投票」さえ存在しないこの国には、本当の民主主義がまだ存在しないのだから。

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展示・受注会のお知らせ

2012-7-2

8月24日(金)~26日(日)の3日間、
大阪・玉造にある家具ZOOさんのギャラリー「zoo second space」で、
「暮らしに寄り添う 家具 と カバン と コモノ 展」を開催させていただくことになりました。

  

 zoo ホームページ → http://zoo-furniture.com/
  (現在はこの展示については未告知です。)
 
 
当日は、定番の商品に加え、少しばかりの新商品(鞄・小物)も並びます。
そして、この日は「ヌイトメルの服」(!)も、少しだけご用意したいと思います。
(その内容は後日お知らせします。)

今年初めに移転ハガキを送らせていただいた方、ご注文等でご連絡先を伺っている方に、DMを送らせていただきます。
(DMが不要なかたはその旨ご連絡ください。)

その他でDMをご希望の方がいらっしゃいましたら、下記までお願いいたします。
info@nuitomeru.com
※件名に「DM希望」とご入力ください。
※複数枚ご希望の方はその枚数もご明記ください。
 
 
期間中はヌイトメルのどちらかひとりとzooのおひとりが在廊しております。
短い会期ですが、どうぞお越しくださいませ。

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インターネット通販について

2012-6-26

(2016.12.1 追記)
現在のインターネット通販については、こちらをご確認ください。
 ↓ 
ウェブ販売についてのお知らせ
 
 
・・・・・・・・・・

以下の記事は、2012年6月に書かれた記事です。
ホームページ内には古く書かれたブログ記事を残していますので、
古い記事も検索ワードの上位に挙がってくることがございます。
そのため、現在の状況とは違う内容が書かれていることがあり、混乱を避けるため、記事上部に追記いたしました。
恐れ入りますが、ご理解賜りますようお願いいたします。
 ↓ 
・・・・・・2012.6.26・・・・・

現在インターネット通販を受け付けておりますが、
一部の商品について変更させていただくことになりました。

金額が記載されていない商品につきましては、
金額及び販売については個別でお問い合わせくださいませ。
通販可能な商品はこれまで同様「ヌイトメルのもの」各ページよりご購入いただけます。
皆さまへはご理解の程、何卒お願い申し上げます。

私たちがお作りしている商品には、色や風合いの一定しにくい素材を多く使用しています。
一定しないということはその時々で微妙に表情が違い、それもまたその素材の魅力だと考えています。
そのため、金額の高い物は特に、直接ご覧頂いてご購入いただくのがより良いと考えておりました。
ですが、移転してお店がなくなり、直に商品を手にとっていただくことがなかなか難しくなってしまい、これからどうして販売していくのかを移転後から春にかけて模索しておりました。

あれこれ考え半年が過ぎ、そうこうしているうちに、
この度ご縁があったお店でお取り扱いいただけることになりました。
(お取扱店に関しては、まだ公表を控えさせていただきます)

今後は、小売店さまでのお取り扱いに加え、ギャラリーやお店を間借りしての展示即売会・受注会を通して商品をご覧いただきたいと考えています。
また、クラフトフェアなど、直接お客様にお会いし、ご覧いただく機会もつくりたいと思います。
 
 
ホームページ・ブログでは、今後も変わらず商品を紹介いたします。
また、展示受注会などについては、ブログを通してお知らせいたします。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

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