素材 4 「真鍮」

2011-5-2


「真鍮(しんちゅう)」とは、銅と亜鉛の合金のことで、別名「黄銅(おうどう)」とも呼ばれています。

ゴールドに近い金色の金属で、光沢があります。
厳密には銅と亜鉛の混合率で色とその呼び名も微妙に変わるようです。
英語ではbrass(ブラス)といい、ブラスバンド(金管楽器の演奏形態)の名称は、これに由来しているとのこと。
錆びにくく、比較的柔軟で加工しやすいという特徴から、古代から鋳造されてきた金属です。

海外のアンティークにも真鍮素材のものが多くあります。
日本でも、神社仏閣などで装飾金物として多く使用されてきました。
現在の5円硬貨も真鍮素材だそうです。

 ↓ 左:未使用真鍮製  右:真鍮製アンティーク
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表面の加工されていない真鍮は「生地(きじ)」または「ノーメッキ」などと言い、使っていくうちに光沢が落ち、曇ってきます。
曇ってきた場合は磨けばまた光沢が戻りますが、わたしはこのくすんで渋みの増した風合いが好きです。

真鍮素材のパーツは、一般的にお店(小売店)での取り扱いがほとんどありません。
現在は加工技術の進歩により、鉄や他の合金にメッキ加工を施した物が主流のようです。

真鍮製パーツを見つけても、メッキものよりも高価です。

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そして、真鍮には、その醸し出す雰囲気に“味”があります。


ヌイトメルでは、金具を使う場合は、基本は真鍮製パーツを使うことにしています。

革と同じように、使うほどに味・風合いの増す素材。

オリジナルで作りたいとも思っていますが、まだ当分先になりそうです・・・。

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