仕事はじめとお正月

2015-1-8

年明け早々、ちょっとした事件があったり、なかなか思うように進まない毎日で、
年々、お正月はゆっくりできないお休みになっています。

昨日、やっと寒中見舞いを出しました。
今年から、年賀状でなく寒中見舞いに統一することにしました。
年賀状をいただいているかたにはお返事がたいへん遅くなりますが、
恐れ入りますが、今後とも宜しくお願い申し上げます。
 
 
元旦の夕方から降り出した雪が積もり、1/2の朝には辺り一面真っ白。
家の前が坂道なので、雪があると身動きがとれないのです。
朝から近所の人もいっせいに雪かきを始め、
例年はほとんど顔を合わせることのないお正月に、新年のご挨拶をそこかしこで。
子どもたちと夫は雪かきしながら、ガレージにかまくらを2時間かけてせっせと作っていました。

 

 

近くの公園でひと遊び。
程よい傾斜にゆるやかなデコボコの土手は、ソリで滑るのにちょうどいい。
年に1~2回ほどしか積もらないので、積もると必ず滑っています。
数日ですっかり雪はなくなってしまいました。
次はいつ積もるかな。
 
 
年末年始のお休みが明け、仕事を開始しています。
昨年末にオーダーいただいたバッグを仕上げながら、2月~3月の展示に向け製作中です。
今回は新しい革を使ったバッグ、鹿革では新色も。
また時間を見つけて、少しずつ紹介したいと思います。

(アツコ)

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2015年が始まりました。

2015-1-1

新年、明けましておめでとうございます。

1年があっという間です。
年々時間が過ぎるのが早くなり、はっと気づけば2015年になっていました。

ヌイトメルでモノづくりをはじめて、はや4年が過ぎ、今年で5年目になります。
分かってはいたけれど、甘くはないこの業界。
色々なことがあり、私たちも少しずつ成長しているように思います。
今年は、新しいことに挑戦していきたいと試行錯誤中。
これからも初心を忘れず、ひたむきに、細く長くやっていきたいと思います。
 
 
昨年も皆様に支えられ、無事に1年を終えることができました。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
 
 
                    重森 一祥
                        敦子

 元旦に降り始めた雪が、一晩でこんなに積もりました。

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革の素に思いをよせる

2014-2-20

革のはじまり

革のもとは動物の皮膚です。
太古の昔から、人々は動物の皮を利用してきました。
森の落ち葉に埋もれた水たまりに漬かっている動物の死骸が、肉は腐っても皮膚は腐っていなかったのを見つけたのが、人類が植物タンニン鞣(なめ)しを発見した時と言われています。これは、落ち葉や木切れからタンニン(渋・ポリフェノール)が水に溶けだし、天然のタンニン鞣しが行われていたと考えられます。
皮は紀元前から世界各地で、渋のほか灰汁や油など様々な方法で鞣されてきましたが、
19世紀のイギリスで、オークの木から抽出したタンニンを使った皮の鞣しが始まりました。

英語で tan は「皮を鞣す」、語源はオークを意味し、
製革をタンニング:tanning、鞣す工程担う人(製革業者)をタンナー:tanner と呼びます。
その後ミモザやチェストナット、ケブラチョなどの植物の樹皮や幹から抽出したタンニン鞣しは、
いつしか日本へもその技術が伝えられ、革の滑らかな表面をあらわす「ぬめり」を語源として、
タンニン鞣し革が「ヌメ革」と呼ばれるようになりました。

   

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皮から革へ

このように、「皮」は「動物の皮膚」から「鞣(なめ)し」という工程を経て「革」になります。
タンニン鞣しの革は非常に時間と手間がかかるため、当時はとても高価なものでしたが、
なめしの技法や染色染料、加工方法も産業革命の影響を受けて進歩していきました。
1850年代にクロムなどの金属を原料とした化学薬品による鞣し技術が開発され、
革の大量生産が可能となり、革という素材が一般的に使われるようになりました。
その後、合成皮革、人口皮革という人工的なイミテーション革も開発されて、
ますます革という素材が一般的、かつ安価に手に入るものとなりました。

現在、天然皮革の「鞣(なめ)し」の工程は、大きく分けて、クロム鞣し、タンニン(渋)鞣しの2種類です。
(ふたつを合わせる方法の混合なめしの他、油なめし・白なめしなど伝統的な鞣し技術もありますが、ここでは割愛します。)
鞣す工程も、タンニンの液体槽に皮を浸す「ピットなめし」、タイコと呼ばれる大きな容器を回して鞣す「ドラムなめし」という方法に分かれます。

また、製革の工程(鞣しと染色)は全てタンナーが担っていますが、
染色には2種類の方法、染料を浸み込ませる染料染めと、顔料を表面に吹き付ける顔料染めがあります。
前者は革の風合いがそのまま表れるのに対して、後者は表面のキズ等が隠せるため均一な仕上がりになり、
一般的に両者を掛けあわせて染色されることが多いようです。

   
 
 
クロム鞣しと顔料染めは色々な意味で比較的安価で大量に作ることに向いているため、
現在の天然皮革はほとんどがこの技法を取り入れて製革されています。
また、表面が均一に美しく柔らかい風合いになり、クロムなめしには固有の優れた面があります。

一方、タンニン鞣し革にしかない特質と独特の風合いも長く愛され続けており、現在も世界各地の革の産地で製革されています。

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  つづきを読む → 鹿革の魅力

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高島で過ごす週末

2014-12-20

3週連続で週末は滋賀の高島へ行っていました。
11月末と12月はじめの週末は、「高島 風と土の工芸」へ。
先週は「高島 ジビエンナーレ」。

 

毎年訪れる機会を逃していた「風と土の工芸」ですが、今年は2週連続で行きました。
近年移住者が増えている高島は、
古くからの産業や伝統的な工芸と、新しい作家さんが共存している地域のひとつです。
パスポートを購入すると、期間中に参加作家さんのアトリエを見学できたり、
ワークショップやトークイベントなどに参加できるという、盛りだくさんの内容です。

                 

普段入ることのできない作業場を見学できるのは嬉しく、
見慣れない道具や材料を見せてもらって興味津々でした。
子どもにとっては退屈な文化遺産や古民家、あんまりあちこちまわることはできませんでしたが、
帰り際に寒空のしたアマゴを釣ったり、
琵琶湖畔に立ち寄り、ひたすら石投げをして帰ってきました。
 
 
先週はジビエ(狩猟により捕獲された野生の鳥獣肉を使った料理)を食べに行きました。
このところ、ジビエをめぐる実情が気になっているので、そういう生の声を聞きたいのと、
また食育も兼ねています。

 

 

あまり普段食べる機会の少ないジビエですが、
高島ではジビエ食の循環を作ろうとする動きがあります。
前に紹介したとおり、日本における鹿やイノシシの農作物被害は、年々増加しているそうです。

なぜこんなに増えたのか、というのは、今年の春に参加したシンポジウムでも議題に上っていましたが、
狩猟者(ハンター)の高齢化による減少、森林(エサ場)の減少、獣肉食の減少(食文化の変化)、
政策の失敗(保護の見直し時期)など、いくつかの要因が重なっているようです。
うちの近所の山でも時々鹿が見られますし、
小学校の畑では、この夏にトウモロコシを食べられてしまったそうです。

高島にも古くからハンターがいらっしゃいますが、
移住してきた若い世代にも狩猟免許を取る人が増えてきたそうです。
といってもハンターは兼業でしか成り立たないので、みなさんほかの本職がありますが、
たとえば農家、職人、料理人など、比較的時間を自由に使うことができる職種に限られるようです。
また、国から狩猟期間が定められていて、秋から冬の間しか狩猟ができないそうです。
春から夏は保護の期間だそうです。
増えて困ってるのに、半年も保護の期間があるのか、と、疑問に思いますが。
そういうわけで、狩猟が行われる今の時期は、新鮮なジビエ料理が食べられる絶好のシーズンなのです。
 
 
年間30万頭もの鹿やイノシシが駆除されているにも関わらず、ほとんどが廃棄されているそうですが、
日本の牡丹鍋をはじめ、イノシシは食べる習慣も古くからあるし、
鹿肉は海外では高級食材として利用されているのですから、
もっと食べないともったいない、というのが正直なところです。

しかも猪肉や鹿肉は栄養価も高く、
鹿肉は低脂質のうえ高たんぱくで鉄分が牛肉の7倍だそうです。

そんなジビエ料理を率先して提供していらっしゃるカフェのオーナーや、
食肉加工のかた、滋賀県猟友会のかた、若いハンター、
それぞれの意見を伺うトークもありつつの、ジビエ料理満載のイベント。

高島だけでしか食べられないCOCO壱番屋の鹿肉カレー。
鹿肉ラグーソースのパスタに煮込みハンバーグ、鹿肉のフランクフルト、
しし汁、鹿肉の味噌カツ丼、ローストビーフ風鹿肉サンド、しぐれ煮、
などなど、美味しいジビエ料理は昼過ぎには売り切れ続出でした。

普段食べなれないジビエですが、食べてみるとけっこうイケます。
手に入るなら、たまには料理しようかなと思える感じなので、もっと気軽に買える食材になってほしいなと思います。
 
 
先週末は大雪が降るとの予報で、雪目的でもあったのですが、
残念ながら朽木はほとんど積もっておらず、雪もほとんど降りませんでした。
わずかに残っていた雪で雪だるまを作って、極寒の中を遊具で遊び、
温泉につかり、岩魚料理と蕎麦と、栃もち、さば寿司を食べて、
(朽木には鯖街道という福井から続く道があり、道沿いに鯖寿司屋が何軒もあります。)
3週連続で高島を満喫しました。

 

今週は大津でも少し雪が積もり、一段と寒い毎日。
そして、昨日から下の子がインフルエンザで倒れてしまい、一足早い冬休みが始まってしまいました。
いよいよ冬本番です。

(アツコ)

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出店のお知らせ(岐阜)

2014-12-2

12月になりました。

今月12月21日(日)、岐阜市柳ケ瀬商店街にて開催される、サンデービルヂングマーケットに出店します。

今月のセレクトストアーズ、滋賀県のお店が集まった”滋賀スペシャル”というのにお誘いいただきました。
滋賀に住んでいながら、なかなか足を運べなかった初めてお目にかかるお店さんも。
 
 
今年からはじまったマーケットです。盛り上げていきたいですね。
ひとまず、年内最後のイベント。
初めての岐阜出店、楽しみです。
 
 

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