小さなポシェットについての考察

2023-6-6

モノづくりについて、久しぶりにこちらのブログに書きます。

インスタでの紹介は、文章が長いとくどくなるので

できるだけ短くしようと努めています。

・・・が、インスタは投稿をさかのぼりにくいのが難点。

サイズの違いや中に入るものの情報までも毎回は紹介できないので

やはりこちらでも詳細を残していこうと思っています。

まずは、小さなポシェットについて。

現在は2023年、

この10年で持ちものと、その大きさが微妙に変化しました。

誰もが必ず持ち歩くスマートフォンはどんどん大きくなり

車のスマートキーも大きく、鍵の種類は様々に

そして多くのカードがアプリに移行していくことで

財布は少しずつ小さいものが主流になってきています。

デジタルとアナログが切り替わる?境目で

モノとデジタルの価値が共存しているからどちらも必要。

いま、外出で必ず持ち歩くものは

スマホ、鍵、小さめの財布

くらいではないかなと思います。

あとはプラスアルファ(エコバッグ、ハンカチやメガネや薬や個々の必須アイテム)

そして、スマホをそのままぶら下げることに抵抗があるのは

ズバリ自分の世代(40代後半~アラフィフあたり)からなのではと気づいてしまいました。

ストラップを肩から下げるのは、もちろん便利なんだけど

デジタルなものが直接身体にぶら下がっていることに慣れず

また、それを身に着けるには(はっきりと言ってしまえば)若さが足りなく感じてショルダーストラップを使えない。

スマホをいちいちバッグに片づけてしまい・・・そしてすぐにリプライできない

ポンコツ具合に家族からイライラされてしまうのは、仕方ないと開き直っている。

とはいえ、スマホは仕事でもプライベートでも欠かせないのでバリバリ使う。

 

ということで、自分たちが必要を感じているということもあり

このごろは色々な形の小さなバッグ・ポシェットを作ることが増えました。

革は劣化しにくいのと、場面や衣服をそれほど選ばないので

頻繁に持ち歩くのには重宝するし

ポイントになるバッグ、いろんな意味で邪魔しないバッグ

この二択が、小さいバッグでの必要条件だと思っています。

もちろん使いやすくないと頻繁には持てないから

シンプルで使いやすい2WAYの巾着トートは

そういう意味で定番になりましたが

それなりに大きいから荷物を入れすぎてしまい重くなりがち。

ずっと身につけておくには軽く薄く小さく紐が短めのポシェットが便利なので

普段はミニ巾着や細マチ巾着を多用しています。

けれど、ジェンダーレスで服を選ばない

もっとシンプルなのはもっと便利なのではと

昔から作っていたシンプルなポシェットを

リサイズ・リニューアルしました。

・・・ということで、次回(ポシェットの詳細)に続きます

シンプルポシェット・リニューアル

commentする



CAPTCHA


オンラインストアのお知らせ

2023-5-8

オンラインストア・5-6月オープン日程

【5月27日(土)午前10時からご注文受付開始 ~ 6月4日(日)終日まで】

↓ ↓

nuitomeru STORE

 

●コッペパンショルダー ブラック、ダークブラウン

●牛革巾着トート・各サイズ

ブラック・ブラック×柄ロープ、グレージュ、チャコールグレー

●牛革パッチワーク巾着・各サイズ

ブラック・ブラック×柄ロープ、グレージュ

●鹿革パッチワーク巾着 ネイビー

●鹿革ミニ巾着 ブラック、ライトブラウン、ネイビー

●カーフ・ミニ巾着 ブラック、オフホワイト、グレージュ

●山羊革フラットトート・ショルダー ブラック・ダークカーキ

●牛革×ナイロントートバッグ M・Lサイズ

 

その他、すぐにご用意できる商品を販売いたします。

(次回予定 6/24~7/9 )

commentする



2年目に突入

2023-4-10

春休みが終わり、帰省していた息子たちがそれぞれの場所に帰りました。

2年目に突入する寮生活と島生活

大きさがほとんど同じになったふたりを

(写真は年長と3歳のころ)

日曜日、近くの公園しだれ桜の木の下で記念撮影

いつもは少し遅めのしだれ桜も4月あたまに満開!

親子兄弟が離れて暮らすようになり

ほどよい距離感を保てているから

久しぶりに会うと家族がたいへん仲良く過ごせる。

少しずつたくましくなる息子たち

ひとりで高速バスを予約して行き来する長男

ひとりでフェリーと飛行機と新幹線を乗り継いで往復できるようになった次男

ひとりで掃除洗濯スケジュール管理が(ある程度)できるようになった長男

ひとりでテスト勉強と提出物を(多分)こなせている次男

目標を立てコツコツ頑張る長男

要点をつかむのが早く応用できる次男

生真面目すぎて神経が細く自意識過剰ぎみな長男

お調子者で面倒くさがりで小心者の次男

それぞれに己の弱点と強みを知り

対応するすべを少しずつ身に着けようとしているのがわかる。

親は干渉しないよう気を付けないとと思いつつ

どうしてもトラブルが起こる前に手を口を出してしまう、悪い癖

中途半端に口をはさみ、それが逆にトラブルを生むことも・・・反省。

 

次男はそろそろ進路のことを考えている様子で

なりたいもの、やりたいことがないと、少し困っているようだ。

まだ中学生、やりたいことがないのは当たり前

今は嫌いでないことを選んだらいいって、上の子には伝えていた。

で、国語とコミュニケーションが苦手な長男は

数学と理科がそれほど嫌いではなかったことと

集中して何かをコツコツ続けたり、調べたり、手を動かすようなことなら苦じゃないと

(そういえば小さいころからブロックや図鑑や車でずっと一人遊びができた)

理系の高専を目指すことになった。

数学が苦でなくなったのは中一のときの担任の先生のおかげで

数学者を目指していたらしいその先生がいなかったら、今とは違う進路だったかもしれない。

そして高専に入学した長男は、今のところは後悔なく過ごせているようだ。

 

次男は五島の中学校がとても過ごしやすいらしく、もう一年行くことにしたそうだ。

前の一年はあっという間だったので、次の一年で島をより堪能するつもりなのか

行事が多く忙しいが、学校通信ではいつも遊んでいるように見える。

生徒数が少ない割に行事や課外授業が多いため

〇〇実行委員、〇〇委員長、〇〇代表など、全員が何かの役割を担当するし

部活も掛け持ち、参加校が少ないからほとんど自動的に県大会まで出場

駅伝は他校との連合チームで走ったり、職業体験はエビの養殖場や農協

自治会行事も学校ぐるみで、焼き芋の会では魚の干物まで焼いて食べるという渋い行事や

アットホームな島の生活はこちらでは体験できないようなことが多く

主体的に参加せざるを得ないことが、貴重な学びの機会になっていると感じる。

 

ちなみに、島の多い長崎県は離島留学の制度が充実していて

最近ニュースになっている島のことで

離島の里親さんや協議会にその影響がでないか心配している。

山村留学について、その制度を利用しての悪用云々は時折耳にしたことがあるが

それは他の社会問題から付随するものでもあって、根本的には複雑な事情が絡んでいると考える。

家族以外の人と同居すること、子どもを預かることは簡単なことじゃない。

息子は島の皆さんからたくさん可愛がられているし

今利用させてもらっている留学制度は子どもに対するケアが充実していてとてもありがたいものだ。

これからも留学制度がより良く運営されるよう、見守りたいと思う。

 

いま、やりたいことを見つけたとして、それが5年先10年先にどうなるのか見通せない時代。

2020年以前以後で世界が大きく変わってしまったように

戦争やクーデターや世界の情勢もテクノロジーも

すごい早さで世の中が変化していると感じるし

ニュースやコラムでAIの進化がすごいということをさんざん見聞きしていると

自分が今の頭のまま学生に戻ったとしたら何を選ぶか?と考えても、正直わからないし

いまの子どもたちは、大変な時代を生きていると思う。

 

ほとんどの仕事に人が不要になるというなら

人は人のために(誰のために)仕事をしているのか

仕事は何のためにあるのか、といった根本的なことを考えてしまう。

いずれどんな仕事も人が要らなくなるなら

何を選んだとしも、若いうちは自分が興味のあること(嫌じゃないこと 好きかもしれないこと)を

いつ学びが中断されるのかもわからない時代だからこそ

学べるうちに学んだほうがいいという、今はその結論に至る。

数年前、「都市を耕す」という映画をみて

ある程度食べることができるくらいの菜園を、チャンスがあればやるべきと思った。

滋賀は畑をやっている人が多く、この界隈の住宅地にもあちこち家庭菜園があって

私たちもご縁とチャンスが訪れたので勢いで畑仕事を始め、今年で2年目に突入。

月に2回くらいしか行かないけど、ほったらかしでも意外と育つし、思いのほか収穫できる。

やってみて気づいたのは

売ってる野菜って安すぎる! ってことと

自分で育てた野菜っておいしい!意外と簡単に育つ!ってこと。

 

いざやってみると、手間やコストを比較してトータル買うほうが安いって事実はもはやどうでも良くて

農作業は無心になれる気持ちよさや充実感があって

無農薬の野菜は気持ちよく食べられるから、やっぱり自分で耕すのって心地よい。

買った野菜をいただくときも、感謝やリスペクトの気持ちが強くなる。

美味しいも楽しいも、人の人生はその人のものだから、堂々と主観で生きれば良く

人生はタイパ・コスパでは測れない

他人からは無駄に見える時間にも、自分で何かしらの意味を探せばいいということ。

そのためにも色々なことに興味を持ち、知ろうとすること、やってみること。

自分の体と頭で、ほんものと思える体験と経験をし

より自分が豊かでいられると感じるほうで生きることを選ぼうと

子どもたちに伝えたい。

 

(アツコ)

commentする



コラボデイ終わりました

2023-4-2

うだまさし&ヌイトメルのコラボデイ

1日半、無事に終了しました。

他府県からもたくさんのお客様にお越しいただき

うだ家族ほか滋賀メンバー一同

たくさんの心地よい時間を過ごすことができました

ご予約いただいたお客様、お買い求めくださったお客様

お立ち寄りいただいた皆さま

ありがとうございました

この工房に他の作家さんを招いての展示会は初めての試みでしたが

楽しみを詰め込んだ催しはプラン通りに進行でき、ほっとしています。

またいつかやりたいねって、みんなと話しました。

うだ家で使っている器とカトラリーで

ランチとオヤツを提供する、1DAYカフェという計画を

快諾してくださった、うだまさしさん

今回は限定プレートや新作のヘラもたくさん作っていただきました

 

分刻みのタイムスケジュールのなか

さくさく回してくださった滋賀のコラボメンバー

エクリュベーカリーさん、sotoko弁当さん、杜のはたけさん

たくさんの楽しく美味しい時間を

本当にありがとうございました!

終わって2日間は自分の電池が切れてしまい使い物にならず

ようやく3日後から動き出せました

もう無理がきかなくなってきたなと実感しつつ・・・

 

工房2階にヌイトメルスペースという場所をつくって

あっという間に2年ほど経ちました

今はまだあまり稼働していませんが

今年は1~2ヵ月に1回程度、何かをやっていこうと思っています。

(今回のような催しは、長期のスパンで・・・)

さて

ここまではインスタでも同じようなことを書いているので重複しています。

ここからはすこし感想を。

 

このブログは、アーカイブとして自分たちの軌跡をたどるために記録を残しています。

(インスタは写真のアーカイブ、ブログは文章の記録という使いかた)

 

この頃はインスタなどSNSが情報源になっているけど

この数年でどんどん変わっていったインスタは

フォローしていない広告までたくさん入るようになり

自分に必要な情報が埋もれてしまって、しばらく後から発見という事態もある感じ。

頻繁に発信するのが苦手なうえに

あまりに多い情報は拾いきれなくなると自分では感じているのに

なんとなく矛盾と向き合いながら、がんばってたくさん発信して

今回のイベント開催を迎えました。

 

この場所でどれくらいのことができるのか

今回のイベントを通して流れがある程度つかめた気がします。

準備、搬入、受付、本番、終了後の打ち上げからその翌日の片づけまで

スケジュールはほぼ計画通りに運びました。

準備も含めたらハードだけどその充実感と達成感は気持ちよく

小さな文化祭って感じ。

発信も行動も主体的に能動的にやるほど濃い体験と思い出になる。

それが、自分たちが好きで続けてきたこと

これからも続けたいコトだと思います。

 

ヌイトメルスペースは、今は自分たちの実験の空間

たのしいってなんだろう?

おいしいってどういうこと?

どちらもそれぞれの主観や価値観が大きくかかわる部分なので

できれば価値を価値観をつくっていく過程から

自分たちが体感してきたおもしろいこと、おいしいこと

これから知っていく面白いこと、美味しいこと

広がりつながる場所に

少しずつ、この場をつくっていけたらと思います。

 

(アツコ)

commentする



うだまさし&ヌイトメル の コラボデイ のお知らせ(3/25終了しました)

2023-2-23

埼玉県秩父の古民家で、木のものを作って暮らす

木工作家の「うだまさし」さんは

ヌイトメルをはじめて間もなくのころ

意気投合した作り手なかま

あちらこちらのクラフトフェアで顔を合わせ

ご縁のあった千葉のお店でご一緒した合同展以来

コラボするのは4年ぶり?です

この度、滋賀のヌイトメルスペースまで、ご家族で来てくださいます

 

カトラリーやプレート、お皿やサーバーも

まるで顔がついているかのように見えてくる

ひとつひとつに表情あふれる愛らしい佇まい

あそびごころと憎らしい可愛さの奥の

うだ作品にあふれる心遣い

使うと虜になってしまう、アッパレな道具たち

 

うだまさし作品をたくさんお借りして

お皿やプレート、カトラリーで

パンやスープ、お菓子とお茶をいただく

おいしたのしいコラボレーションです

午後からは作品の制作実演も

 

実際にふれてたべて

使い心地を試していただけます

贅沢な時間に癒されに、ぜひお越しください

 

同日はショールームをオープンして

ヌイトメルの商品も品揃え豊富にご覧いただけます

なにか特別なものもご用意できればと思っています

 

\ランチやおやつは うだ家で使われている

お皿やカトラリーを使って提供します/

 

※画像は限定プレートのイメージです
(限定プレートは販売用もご用意あり)

 

_______________

– uda masashi & nuitomeru  collaboration day –

 

● 3/25(土) 11:00 – 18:00

【木とパンとスープと焼菓子とお茶】(各90分・要予約・入れ替え制)

ランチ①11:30(満席)  ランチ②13:20(満席)  おやつ③15:10

 

【うだまさし/ヌイトメル 作品販売】(14:30まで要予約)

うだまさし実演 15:45~16:15 (予約不要)

_______________

● 3/26(日)10:00 – 12:00 (予約不要)

うだまさし/ヌイトメル 作品販売

_______________

 

nuitomeru / ヌイトメルスペース

 

住所:滋賀県大津市竜が丘27-6

(JR膳所駅より徒歩10分/名神高速大津ICよりすぐ)

目印は、コンビニ(セブン)の隣の赤い瓦屋根の建物です

※ご来店時は近隣のコインパーキングをご利用ください

(駅前・国道沿いパーキング有)

_______________

 

プレートセットは、滋賀の豪華メンバーとコラボします

 

パンとお菓子は誰もが夢中になる自家製天然酵母の無店舗パン屋さん

「エクリュベーカリー」さん @ecru.bakery19

 

スープは舌もからだもこころも喜ぶ絶品料理、隣駅のお弁当屋さん

「路地裏の小さな弁当屋 sotoko」さん @sotoko__bento

 

ハーブティはかわいくおいしい無農薬野菜とハーブ、ヌイトメルの畑の師匠

「杜のはたけ」さん   @mori.no.hatake

 

_______________

 

【コラボプレート セット内容・価格】

 

セットランチ/おやつセット(各1,200円+税)

①②ランチ:パン+ジャム+キッシュorパイ+食べるスープ+お茶

③おやつ:焼菓子3種(クグロフケーキ・クッキー・スコーン・ジャム)+ハーブティorチャイ

限定:うだまさし作プレートセット(プレート+ランチorおやつ / 7,700円+税)

※各画像で使用しているのはうださん新作「フキダシプレート」です
漫画の“ふきだし”をイメージ。模様はドット・グルグル・キンモクセイの三種です。
ツノ部分はカトラリーレストにもなります!

※材料仕入れの都合により、
当日のメニューは若干変更される場合もございますのでその旨ご了承ください

 

_______________

_______________

 

予約受付:2/26(日)AM10時~3/5(日)  (※終了しました)

※先着順 / インスタDM・メール・電話(土日以外10-18時)にて

@nuitomeru_space / info@nuitomeru.com / 077-535-6306

 

※件名およびご予約ご予約メッセージのはじめに
「うだまさし予約」とご入力のうえ、下記をお知らせください

_______________

 

【3/25・コラボプレート】

・ご希望時間(③おやつ)
・限定プレート(③のみ)/ご希望のかた
(卵アレルギー対応の有無/ご希望のかた)
・人数
・ご氏名
・ご連絡先(電話番号)

※①②限定プレートは完売
_______________

 

【3/25・物販】

・ご来店希望時間(11:00 11:40 12:20 13:00)
・ご氏名
・人数(複数人ご来店の場合)

 

※14:30以降はご予約不要(物販のみのかた)

※11時台は定員に達しました

_______________

 

【ご予約の手順】

@nuitomeru_spaceインスタグラムDM(ダイレクトメッセージ)にてご予約ください。

先着順でご予約を承ります。
ご予約席が満席になり次第、締め切らせていただきます。
(満席になり次第にインスタにてお知らせします)

 

※3/25(14時半までの)物販 + ランチ/おやつは、両方の時間をご予約ください

 

限定プレートは各回限定数がございます。

ご予約後、3/5以降に画像をお送りいたしますので好きな形をお選びください。

(形は全て違いますので、ご予約順にお選びいただきます)

 

他にも何かご不明な点はヌイトメルまでお問い合わせください

info@nuitomeru.com

 

(2023.3.31追記

コラボデイ終了しました。

お立ち寄りいただきました皆さま、有難うございました!!

コラボデイの様子はこちらにて ↓ ↓ )

ブログ「コラボデイ終わりました

commentする



ページの先頭に戻る