クラフトフェアまつもと、始まりました。

2011-5-28

 

今日、明日開催の「クラフトフェアまつもと」。

残念ながら、2日とも雨です・・・

 

昨晩、旦那さんと助っ人のかた2人で、長野へと出発しました。

いつものことですが、ギリギリです・・・
今回私は、残念ですが諸事情で松本行きを断念しました。

 

雨にも関わらず、たくさんのお客様がいらっしゃっているそうです!


また後日、当日の状況をご報告します。


  ディアオイルヌバック・コンビ2WAYボストン
   新色:ネイビー できました↓
w-boston

 

 

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お店ができるまで 2 ・・・内装工事途中経過-2

2011-5-20

kt_110517-5.jpg階段を上ったところ、アーチ状の入り口です。
素敵な扉が付きました→

これは、今回使った木の端や廃材を丁寧にくっつけて作ってくださったそうです。

いつも工事をお願いしている「岡さん」は、廃材を利用されるのがとても上手で、解体現場に出向いて古いガラスを譲ってもらったり、創作の際に出る廃材などを捨てずに置いておいたりして、新旧問わず好きなテイストの素材(木にかかわらずイロイロ)をたくさん集めていらっしゃるそうです。
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そういう素材に惜しみなく手を加える(そのアレンジは、もはやアートです)ことで、おもしろいカタチや雰囲気に仕上げてくださいます。
廃材の有効利用という観点からも、とても理想的なものづくりをされている方だと思います。

なぜ、自分たちがお金もあまりないのに内装や外装を依頼するのかというと、実はそういう岡さんのファンだからです。
気づけば、工場や家には作っていただいた部分やものがたくさんあります。
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階段の手すりに使った長い板の残りが、ハンガーラックにもなりました。

なみなみ部分がいい雰囲気。
くりぬいた部分にハンガーやフックを掛けられるようになっています。

もうひとつは、中をくりぬいたバーに。
鞄を吊るします。
これは、野外のイベントにも持って行けるようにとお願いしたものです。
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店舗用には、鏡(姿見)も作ってもらいました。
上画像にあるテーブルセットと同じ、なんとなく食パンテイスト(微笑)です。

ちなみにこの鏡の枠も、あまった木の破片をあつめて作られています。
工事の前に何度か打ち合わせを重ね、工事中もこちらの注文や要望に耳を傾け、十分応えていただいたうえに、なおかつこの独特のアレンジ・デザインを加えていただいています。

お店も十分機能的なのですが、工場のほうは、さらに機能性に重点を置いてつくっていただいており、見た目以上に作業のしやすい環境となっています。
ここから壁などに白ペンキを塗ったりして、細かい部分は自分たちで仕上げますが、とりあえず、今回の内装工事は完了です。

昨日、依頼していた備品の最後の納品がありました。
岡さんは、映画のセット製作の依頼を受け、仲間4人で北海道に今日(5/20)から出発されています。

私は今まで(今回も)工場のことにはほとんど口を出さず、旦那さんの好きなようにさせていました。
今回改めて振り返ってみると、旦那さんは”工場改装が趣味”と言いきれるほど、ここでは紹介しきれないくらい、これまで工場に手を加え続けてきています。

家具職人さんや他の大工さんにも内装を一部依頼したり、やたらと椅子があったり(家具デザイナーさんの物や、作家さんの作品、アメリカンジャンク)、これまで集めてきた骨董・アンティーク・ジャンクものがあちらこちらに配置されています。
工場・お店の備品ひとつとっても、どういう経緯でその場所にあり、何のために使うのか、など、なんでもお答えできます。

そんなこだわりを、初めていらっしゃるお客様にも一緒に楽しんでいただければと思います。
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ちなみに、岡さんは、口コミで内装・外装工事などの依頼を受けていらっしゃいます。
忙しい方なので、スケジュールの空きがあるかどうかは運次第ですが、興味のあるかたは、お問い合わせいただければご紹介いたします。

今回の記事で、とりあえず内装工事リポートを終わります。

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お店ができるまで 1 ・・・内装工事途中経過-1

2011-5-20

先週は、内装工事をしてもらっていました。
床に木材を貼ったり、棚を作ったり、移動させたり。左:施工前 右:施工後

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工場を通り抜けて、1階から階段へつづく廊下。

倉庫の扉には、小窓が付いています。

なみなみ、波打った階段の手すり。

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2階の入り口はアーチ状になりました。
← ここにドアが入ります。


工場改装が趣味(?)の旦那さんは、仕事をさぼっては見学していて、工事をしていただいている岡さんに迷惑をかけていました。


ドリルや電ノコの音が響き渡るなか、わたしはというと、ひたすら姫路へ行く準備をしていたというのに・・・。

次回につづく。

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初めてのクラフトフェアまつもと

2011-5-17

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今年、初めて応募した「クラフトフェアまつもと」ですが、幸運にも出展することが決まりました。

まだ何も知らない若い頃に出会った靴職人さんから、この世界は一人前になるのに10年と教えられ、何かと「30歳までは修行」と自分自身に言い聞かせ、他の人にもそう言っていました。
その言葉と同様に大切にしてきたもうひとつのキーワードが、「製造発信」です。
簡単に言うと、「作って売る」ということです。
あくまでも「製造」と銘打っているので、ファクトリーブランド、将来的には個人単位ではなく「組織」を目指しています。

革製品の製造に携わり始めてから、まる10年になります。
今年で31歳を迎え、本当の意味でのスタートラインに立ちました。
これまでに失敗や挫折を繰り返し(少々の成功体験も)、やっと!という感じです。
ある時は、ものをつくることに対して悲観的になっていたこともありましたが、それでも「ものづくり」の仕事と真摯に向き合ってきました。

自分が作るべき「もの」とは。
自分の求める、「ものづくり」の現場とは。

そんなことをいつも考えていると、自然と「ものづくり」に携わる知り合いや仲間が増えました。
たくさんの人と意見を交換し合い、触発され、だんだんと明確になっていく自分の考えと思い。
気づけば自分の周囲には、パートナーである妻、応援してくれる仲間、協力してくださる取引先、探していた素材が、少しずつ集まりだしました。

そして、ようやくこの春から自分たちの温めていた思い、考えを形にしていくためのスタートを切ることができます。

一昨日、姫路クラフト・アートフェアが終了し、今は気持ちも新たに、スタート地点としてのひとつの目標だった「クラフトフェアまつもと」のために、ひたすら作っています。
そして、オフィシャルサイトと店舗も、6月(半ば頃)オープンに向けての準備も、同時に進行しています。

工房としての「ヌイトメル」は、もう5年目ですが、「nuitomeru」のものは、本格的に作り始めて2カ月足らず。まだ生まれたばかりです。
そういうわけで今はアイテム数も少ないですが、鞄に加え、小物、靴、いずれは服なども、徐々に増やしていくつもりです。

僕たちがこれから作っていく「もの」と「こと」を、このブログを今ご覧になっているみなさんと、また、これから出合うであろう方々に、共感し、共に育てていただけたら、嬉しく思います。

また機会があれば度々登場します。
折に触れ、なぜ製造発信でものを作ろうと思い至ったのか、その経緯を紹介したいと思います。

どうぞよろしくおねがいします。

重森 クニヨシ

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ひめじクラフト・アートフェアを終えて。

2011-5-16

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この土日は1年通してもほとんどないと思うほどの、とっても気持ちのいい気候で、最高でした!
たくさんのお客様、また作家さんとお会いし、お話して、素敵な買い物までできて、とても楽しい時間を過ごすことができました。

お買い上げいただいたお客様、また、お立ち寄りくださったたくさんのかた、お会いできたみなさんに、また、このイベントの主催・運営の方々に、この場を借りて改めてお礼申し上げます。
ありがとうございました!

オーダーくださったお客様、がんばって作りますので、もうしばらくお待ちください。

この頃忙しさにかまけてブログ更新をさぼっていました。

上半期の大きなイベントは、「クラフトフェアまつもと」を残すのみとなりました。
(6月以降、てづくり市などにはちょこっと参加する予定ですが。)
このクラフトフェアまつもとまでの2週間、今、わたしたちの作っているモノ、コトを、よりたくさん、より深く紹介していこうと思っています。
1~2日ごとに更新しますので、チェックしてくださいね。

とりあえず、職人である私の夫が伝えたいことがあるそうなので、次回初登場します。
ということで、今晩か明日、記事をアップします。

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